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アメリカMPS(Military Police Systems)社で生産されるフルオートマチックショットガン。 使用する弾薬は12番ゲージ ショットシェルを用いる。 この銃器のルーツは1970年代にアメリカの銃器工、マックスウェル・アッチソンが開発した アッチソン・アサルト-12(AA-12)が基になっている。この銃はフルオートとセミオートの切り替え可能な アサルトライフルのショットガン版とも言うべき銃で、後に登場するギリバート・エクイップメンツが軍用としてリファインした 韓国企業「大字(デーウー)」が製造するU.S.AS-12に影響している。しかし、AS-12は軍用としては完成度が低いことや 迅速な行動を求めるには重すぎる点や嵩張る点から顧客として獲得できず、本元のアッチソンも現MPS社へと特許を売却したため セレクティブファイアショットガンの流れが遅くなっていく。 20年の月日が流れて2005年。MPS社はAA-12に188箇所もの改良点を施したAA-12を発表する。 オリジナルのAA-12からは低反動リコイルシステム「コンスタント・リコイル」システムを引き継ぎ、片手でも連射可能なほどまでに 低反動化に成功。また専用の特殊弾である「FRAG.12」も開発した。FRAG.12弾は12番ゲージショットシェルの中に 18.5mmの弾頭が入っており、これはショットガンから撃てるグレネード弾とも言うべき弾であった。 また銃器本体の改良の他、AA-12を軍用車両の車載兵器として搭載する動きもあり、MPS社内での数々の試みの他 2009年にはアメリカ海兵隊による評価を行うなど、銃器界にその存在感を露わにしている。
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