フルオート中、一定の反動で上方へのブレが止まる。
全武器の中で最速の移動速度
オルゴールボックス:MP5K(Blade)
ドイツ ドイツのヘッケラー&コッホ(H&K)社が G3のバリエーションとして1960年代に開発したサブマシンガン。 H&K G3の技術を応用し、9x19mm拳銃弾を使用する短機関銃(SMG)として開発されたのがMP5シリーズである。 MP5登場以前の短機関銃(SMG)は、携行性と信頼性は高かったものの命中精度は低く、近距離戦で弾幕を張り、精度を重視しない火器だった。しかしMP5は、当時多くの短機関銃で採用されていたオープンボルト撃発ではなく、ボルトを閉鎖した状態から撃発サイクルがスタートするクローズドボルト撃発と、ローラー遅延式ブローバック機構を取り入れたことで銃自体の振動が抑えられ、フルオートマチック(連射)時のコントロールが容易となった。 1966年に登場したMP5であったが、高性能ゆえに高価で、部品数が多いため綿密な整備が不可欠で、泥や砂に弱いことから、戦場などでは信頼性が低いのが難点とされた。その上に拳銃弾を撃つのには大袈裟すぎると言う事で過剰性能と揶揄され、製造当初は必ずしも高い評価はされず、登場当時の配備は、西ドイツの部隊が中心となり、輸出も少数であった。
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