アメリカのクリスUSA社とアメリカ軍が共同で開発している低反動大口径サブマシンガンの一つ。 ちなみに、Kriss SuperV自体はこの銃に搭載されている反動吸収システムの名前であり 銃自体の名称は「ベクター」である。 この銃の開発は9mmパラベラム弾の威力不足を背景に始まった。 アメリカ軍は実戦での9mmパラベラム弾の威力不足を指摘し、45.ACP弾の威力に注目を始める。 そこで、スイスのTDI社(現クリスUSA)とピカティニー造兵廠は画期的な反動吸収システムである「Kriss Super V」を開発。 それを組み込んだ低反動大口径サブマシンガンが本銃「ベクター」となった。 マガジン挿入口とトリガーの間に収まっている箱型上のものが反動吸収システムKriss superVで その内部にV字型の反動を受け止める機構が入っており、射撃時に発生した反動を運動エネルギーに変換し さらにエネルギーを下方向へ流すことによって反動が相殺される仕組みになっている。 そのため、45口径弾を用いるサブマシンガンの中では非常に反動が少ない。
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